契約の信頼を守る：Docusignの新しい不正検証機能

詐欺・フィッシングから信頼を守るために

デジタル取引が日常となった今、詐欺やフィッシング攻撃の手口は日々進化しており、サイバー犯罪者は、Docusignのような信頼あるブランドを装い、ユーザーを欺こうとします。

Docusignは「すべての合意・契約は信頼から」という理念のもと、契約の安全を守る技術と、お客様自身が安心して判断できる情報提供の両面からサポートしています。

今回の新機能は、“信頼できる契約体験”をお客様と共に築くための次の一歩です。

Docusignの「不正検証機能」とは

もし、Docusignを名乗る疑わしいメールやリンクを受け取った場合、その内容をDocusignのセキュリティチーム（verify@docusign.com）に転送するだけで、正規のものかどうかを確認できます。

転送後は自動で受付確認メールが届き、2時間以内にDocusignのセキュリティチームから結果をお知らせします。そのメールが本物か、または不審な点があるかを確認し、必要な対応をアドバイスします。

これにより、ユーザー自身が安心して判断できる環境を提供し、「信頼できる契約プロセス」をさらに強固なものにします。

お客様が実践できる、信頼を守るための行動

Docusignでは、最高水準のセキュリティで製品を守っていますが、本当の“Trust”は、お客様との協働によって成立します。 以下のポイントを意識することで、より安全な契約体験を実現できます。

1. 本当にDocusignからのメールか確認する

• 送信元アドレスを確認 正規のドメイン（@docusign.com または @docusign.net）から送信されたものか確認しましょう。 不自然なスペルや旧ロゴ、文体の違いにも注意してください。

• リンク先を確認（クリックせずに） URLがdocusign.com／docusign.net以外に遷移する場合は開かないでください。

• 文面の品質に注目 Docusign公式メールは、常に正確で丁寧な日本語で記載されています。 誤字や不自然な日本語は注意のサインです。

• 直接ログインして確認 メール経由ではなく、公式サイト（www.docusign.com）からログインして確認しましょう。

• 宛名を確認 Docusignからの正規メールにはお客様の氏名など、具体的な情報が含まれています。

2. 送信者が信頼できるか確かめる

正規のDocusignアカウントであっても、悪意ある第三者が利用する可能性があります。

• 送信者を確認 見覚えのある人物や信頼できる取引先かを確認しましょう。 不明な場合は、返信ではなく別の経路で連絡を取ってください。

• 社内で確認 業務関連の依頼の場合、上司やIT部門に確認することで不正リスクを減らせます。

• 不自然な依頼に注意 Docusignがメールでパスワードや口座情報などを求めることは一切ありません。

• 焦らせる文面に注意 「至急」「今すぐ」などの圧力を感じるメッセージは要注意です。

3. 不審なメールを受け取ったら

• Docusignのセキュリティチーム（verify@docusign.com）に転送し、真偽を確認してください。

• エンベロープ内で不審な点を発見した場合は、署名画面の「このメールを報告する（Report this email）」から報告できます。

• 詐欺被害の恐れがある場合は、Docusignセーフティセンターをご参照ください。

Docusignが守る「信頼の輪」

お客様の行動とDocusignの技術が連携することで、契約の信頼はより強固になります。 私たちは常に、安全性と利便性を両立するソリューションを追求しています。

• 二要素認証（2FA）を有効化し、署名から管理まで一貫した安全性を確保しましょう。

• また、システムやブラウザを常に最新の状態に保つことで、Docusignが提供する最新の暗号化技術とセキュリティ機能を最大限に活用できます。

これらの小さな一歩が、「信頼できる契約社会」を築く大きな力になります。

まとめ

今回の verify@docusign.com の提供は、Docusignが掲げる「Trust」の理念を、より具体的な形でお客様と共有する取り組みです。 Docusignは、単に安全な契約を提供するだけでなく、お客様と共に“信頼の文化”を育てていく存在でありたいと考えています。

安心して契約できる未来を、私たちと一緒に築きましょう。