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「つながり」を深め、共に創る未来へ!Docusign Japan 第2回ユーザー会 参加レポート

蒲原 慎志株式会社ユーザベース IT Strategy Division - Project Manager/ NewsPicks Education 事業責任者
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5月22日に、Docusign Japanユーザー待望の第2回ユーザー会が開催されました。これまで接点が少なかったユーザー同士が直接交流し、「深まり」や「つながり」を育む貴重な場となりました。この記事では、参加者の視点から当日の熱気や具体的学び、そしてコミュニティの可能性をレポートします。

Docusign User conference

第2回ユーザー会の会場は、第1回に続き、東京都港区の赤坂インターシティコンファレンス。「ホテルのような上質な空間」と評されるこの会場は、洗練されたエントランスから会場へと続く導線も素晴らしく、参加者の期待を高めてくれました。

「深まり」を重視した、心地よい規模

好評だった第1回を踏まえ、今回は会場の広さを倍近くに拡大し、前回を上回る多くのユーザーが参加していました。 当日、ドキュサインの担当者の方が「開催を重ねるたびに参加者が増えるのは嬉しいことですが、私たちは規模の拡大以上に、参加者同士の“深いつながり”を大切にしています」と話されていたのが印象的でした。参加者が心地よく交流できる規模を保ちながら、質の高い時間と場を提供しようとする姿勢が伝わってきました。

今回の参加者は約80名。ユーザー会の大きな目的でもある「交流」を深めるうえで、ちょうど良い規模感だったように思います。

他社事例から得る、新たな「気づき」

ユーザー会への期待は、他社がどのような課題を持ち、どのように取り組んでいるかを知り、共有することにあります。同じプロダクトを利用するユーザーだからこそ、他社の事例を伺うことは、大きな楽しみであり、深い学びにつながります。

今回も第1回ユーザー会同様、2社による事例発表を聞くことができました。ドキュサインは、その特性から他のプロダクトと連携した事例が多く、なかでもSalesforceとの連携事例が特に豊富に紹介されています。今回事例を発表した2社も、Salesforceとの連携による業務プロセスの効率化について紹介していました。

ドキュサインは法務領域のツールと捉えられがちですが、販売管理や購買管理といった企業活動の中核を担う業務プロセスの一部として捉えることで、その可能性は大きく広がります。今回の事例は、法務領域を単独で扱うのではなく、ビジネスプロセス全体の一部として組み込むことの重要性を改めて認識させられる、示唆に富んだ内容でした。

活発な対話から生まれる「共感」と「つながり」

事例発表の後は、内容を踏まえてテーブルごとにディスカッションを行いました。初対面の参加者同士でのグループワークでは、時として会話のきっかけを掴むのが難しい場面もありますが、ドキュサインを使っている仲間同士であることに加え、話し合いのテーマが用意されていたため、各テーブルでは自然と活発な対話が生まれていました。

私がファシリテーションを担当したグループのテーマは「未来への提言」でした。ユーザーの方々からは、新機能への期待にとどまらず、日々の業務で感じている具体的な改善要望や率直なご意見が、数多く寄せられました。こうしたリアルな声が交わされることこそ、ユーザー会の醍醐味だと感じています。課題を共有し、共感し合うことで、参加者同士のつながりは一層深まりました。

【参加者から寄せられた主な意見】

  • 事例発表にあったようなプロダクト連携において、項目の引き継ぎなどがより柔軟にできるようになると活用の幅が広がる。

  • 親契約と子契約など、契約同士の関連付けができるようになってほしい。

  • CLMやIAMといったコンセプトは理解できるが、それぞれの違いなどをもう少し分かりやすく説明してもらえると、社内での検討や説明がしやすくなる。

共に創るユーザー会の未来

今回は、ドキュサインのプロダクトロードマップやセキュリティに関するセッションも設けられました。昨今、AIの話題がビジネスシーンを席巻し、多くのサービスが将来像を描きにくい状況にあります。このような変化の激しい時代だからこそ、将来の方向性を示すことの重要性は一層高まっています。

その点、今回のロードマップでは、AI領域への積極的な投資が明確に語られ、ドキュサインプロダクトの将来性、ひいては自社の業務改革の未来に対しても、大きな安心感と期待を抱くことができました。

ドキュサインが活用されるコーポレート領域のプロダクトは、企業間で競合するものではありません。だからこそ、ユーザー同士が互いの工夫や悩みを率直に分かち合い、共に高め、時には助け合えるような関係性を築いていける大きな可能性があります。ドキュサインジャパンのユーザー会はまだ始まったばかりです。

既成の「型」にとらわれず、運営側と参加側という垣根を越え、同じプロダクトを使う「仲間」として、参加者全員で理想のユーザー会を創り上げていく。それこそが、ユーザー会が目指す姿だと確信しています。

第3回の開催、そしてその先へ向けて、この素晴らしいコミュニティを皆で育んでいけることを楽しみにしています。

Docusign Japan ユーザーコミュニティ詳細はこちら

蒲原 慎志株式会社ユーザベース IT Strategy Division - Project Manager/ NewsPicks Education 事業責任者
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