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2026年、Docusign × Salesforceで営業の生産性を飛躍させる

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Docusign IAMとSalesforce(Agentforce)の連携により、営業の生産性を飛躍させる方法を解説。システムの分断や手作業による契約業務の遅れを解消し、AIによる自動化で商談から更新までのプロセスをSalesforce上で一元管理します。

テクノロジーがかつてなく進化している現在、営業活動はもっとスムーズに進むはずです。しかし現実の営業担当者は、システムの分断や非効率な作業フローといった課題に直面し、日々の業務で無用なストレスを抱えています。たった1つの商談を進めるために、いくつものツールを行き来しなければならず、それが「案件の停滞」や「営業担当者の疲弊」を招いているのです。

こうした営業現場の摩擦(フリクション)を解消するのが、Salesforceと連携する「Docusign IAM(インテリジェント契約管理)」です。Docusign IAMは、契約書の作成から交渉、締結、活用や更新までのプロセス全体をデジタル化し、AIの力でSalesforce上に統合します。

営業チームが普段使い慣れているSalesforce上でDocusign IAMを活用することで、契約業務のボトルネックが解消され、スピーディな意思決定と生産性の向上が実現します。システムを切り替えることなく、世界No.1のCRMプラットフォーム上で契約に関するすべての業務を完結できるようになります。

契約データの「サイロ化」を防ぎ、常に最新の情報をSalesforceに一元化

ビジネスリーダーの45%が「他のシステムにデータが存在しているにもかかわらず、手作業で契約書へ転記を行っている」と回答しています。部門間の分断や、CRM、見積もりツール(CPQ)、クラウドストレージなどにデータが散在している状況は、入力ミスや顧客体験の低下を引き起こします。膨大な契約書があるにもかかわらず「信頼できる最新データ」がどこにあるか分からないため、営業担当者は最終版のファイルを探し回るのに時間を奪われ、最悪の場合、商談の機会損失にまで発展してしまいます。

DocusignとSalesforceの連携は、この課題を根本から解決します。常に最新の契約データがSalesforce上に集約されることで、精度の高い売上予測や更新計画、利益率の分析が可能になります。営業担当者は必要な情報をすぐに見つけ出し、契約更新やアップセル、クロスセルの機会を逃すことなく、より戦略的で攻めの営業活動に専念できます。

Salesforceから離れることなく、商談から受注までのスピードを加速

DocusignとSalesforceの深い連携により、ツールの分断が営業の足を引っ張ることはなくなります。無駄な画面の切り替え作業は過去のものとなり、ただ保管されるだけの「PDFの束」だった契約書が、次の商談や更新のベストタイミングを教えてくれる「生きたデータ」へと生まれ変わります。

ここにSalesforceの自律型AI「Agentforce」向けの連携機能(Docusign for Agentforce)が加わることで、営業担当者はAIと日常会話のように対話しながら、Salesforce上の顧客データやDocusignの契約データから必要な情報を即座に引き出せるようになります。

さらに、Slackなどのビジネスツールとシームレスに連携することでワークフローはより強力になり、IT投資の価値を最大限に引き出します。Salesforce上でDocusignを活用すれば、契約書の作成や管理を完結できるだけでなく、交渉を有利に進めるための重要なインサイトも得られます。

(※動画埋め込み:Docusign IAM for Sales and Agentforce)

DocusignとSalesforceで実現する、新しい営業の1日

保険会社の営業担当者である長谷川さんを例に、新しい営業の進め方を見てみましょう。

  1. 長谷川さんはSalesforceを開き、Agentforceを立ち上げて「契約データベースの中から、期限切れの契約や、まもなく更新時期を迎える案件をリストアップして」と指示します。 Agentforceは、膨大なデータから該当する案件を瞬時に絞り込みます。長谷川さんがその一つをクリックし「この契約の重要ポイントを要約して」と頼むと、Agentforceは契約条件だけでなく、リスクとなる要注意条項や古い条件なども洗い出し、これが有望な更新案件かどうかを判断するサポートをしてくれます。

  2. 次に長谷川さんは「以前の条件をベースに、このお客様向けの新しい基本合意書(MSA)を作成して」と指示します。Docusign IAMが承認済みのテンプレートを呼び出し、Salesforceの顧客データを自動で流し込むため、社内規定に沿った正確な契約書が即座に作成されます。

  3. 長谷川さんが内容を承認すると、社内のルールに従い、法務や財務チームへ自動的に回覧されます。このとき、Salesforce上の契約ステータスも自動で更新されます。

  4. ここで活躍するのがDocusignのAI「Docusign Iris」です。IrisがMSAの要約や重要条件のハイライトを作成し、自然言語での質問にも答えるため、法務チームの確認作業は圧倒的にスピードアップします。法務の承認が下りると、AgentforceがDocusignのワークフローを動かし、自動でお客様(松本さん)へ契約書をメール送信します。

  5. 松本さんがメールを開きDocusign上で契約書を確認すると、ここでもIrisが内容を要約し、支払い条件などの重要項目をハイライト表示します。松本さんはAIに直接質問することもでき、内容を理解した上で、条件の一部変更を提案します。

  6. この変更提案はAgentforceを通じてすぐに法務チームに通知され、Irisが「双方が合意できる代替条件」を提示します。法務がそれを承認すると修正版が再送され、松本さんは内容を確認してDocusignで電子署名を行います。

  7. 署名が完了すると、契約ステータスは自動で「完了」に変わり、Salesforceに契約書の控えが保存されます。社内のデータベースは常に最新の状態に保たれ、同時にSlackの連携機能によって「お客様の署名が完了し、MSAが有効になりました」という通知が長谷川さんに届きます。

圧倒的な成果を上げる、Docusign × Salesforceの導入事例

ワークフローを統合し、契約データを即座に可視化することで、営業チームの生産性は飛躍的に向上します。

個人向けの資産形成を支援するフィンテック企業「Vestwell」も、その成果を実感しています。DocusignとSalesforceの連携により、同社は毎月200時間もの手作業を削減し、契約完了までのリードタイムを90%も短縮しました。 同社のCOO、Jon Mark氏は次のように語ります。 「DocusignのCLMと電子署名を当社のRevOpsの仕組みに組み込むことで、これまで各所でバラバラに行われていた業務を一つに統合できました。これにより、事業規模の拡大と収益成長に向けた強固な基盤が整いました」

飲食業界向けにデジタルマーケティング支援を提供する「株式会社favy」も、Salesforce連携によって現場の課題を解決した一社です。同社のカスタマーサクセスグループ シニアマネージャー、笹村繁氏はこう振り返ります。 「以前は紙の申込書を見ながらSalesforceへ手作業で転記していたため、1件あたり20〜30分もの手間と入力ミスが発生していました。しかし、Docusignと連携させたことで、入力データがSalesforceへ自動反映されるようになり、この手作業が完全にゼロになりました。また、スマホでの入力や対面署名にも対応できるため、『手元にハンコがない』といった理由による失注リスクも防ぐことができ、現在では契約の93%をDocusignで締結しています」

Salesforceへの投資効果と、営業チームのパフォーマンスを最大化する

DocusignとSalesforceの連携は、これまで分断されていた営業プロセスを、AIを活用した一つの滑らかなワークフローへと変革します。 契約業務をSalesforceに直接組み込むことで「ツールの切り替え」という摩擦がなくなり、営業担当者は本来の業務から離れることなく、数回のクリックで契約書の作成から進捗確認までを行えます。 AgentforceとDocusign Irisが提供するAIの力で、必要な関係者をスムーズに巻き込み、過去のデータから次の交渉に活かせるヒントを簡単に得ることができます。結果として、より的確な意思決定、生産性の向上、スムーズな社内承認、そして圧倒的なスピードでの受注が実現します。

DocusignとSalesforceがどのように営業サイクルを加速させるのか、ぜひ詳細をご覧ください。商談をより早く成立させる秘訣はこちら

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