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新しいAPI ExplorerでDocusign eSignature APIを試す方法

Author 大串 昌央
大串 昌央
概要3分で読み終わります

API Explorerによって、Webから簡単にDocusign eSignature APIをテストすることができます。本記事では、新しくなったAPI ExplorerでDocusign eSignature API Envelopes: createメソッドを使って、エンベロープを作成して送信する例を紹介します。

    • ドキュメント
      • メールの件名
      • 受信者(と署名フィールド)
          • ステータス

        目次

        ja-JP

        API Explorerを使うことでWebから簡単にDocusign eSignature APIをテストすることができますが、この度、API ExplorerがAPIリファレンスと統合されて新しくなりました。

        本記事では、新しいAPI ExplorerでDocusign eSignature API Envelopes: createメソッドを使って、もっとも単純なエンベロープを作成して送信する例をステップバイステップで紹介します。

        まずは、以下のDocusign DeveloperサイトからEnvelopes: createのページを開きます。

        https://developers.docusign.com/docs/esign-rest-api/reference/envelopes/envelopes/create/

        eSignature APIへの呼び出しを実行するには、有効なOAuthアクセストークンが必要ですが、API ExplorerをテストするにはLog Inを押してデベロッパーサンドボックスにログインすればOKです。

        API Referenceが表示されているところから、[API  Explorer] をクリックするとAPI Explorerが利用できます。

        https://developers.docusign.com/docs/esign-rest-api/reference/envelopes/envelopes/create/?explorer=true

        New API Explore

        このAPI Explorerの画面から必要なパラメーターを入力していきます。

        最初にParametersのaccountIDでアカウントIDを選択します。

        エンベロープをAPIで作成するには、APIのリクエストボディにJSON構造を構築します。これには最低4つのパラメーター、ドキュメントメール件名、受信者ステータスが必要です。ここではこの4つのパラメーターと一つの署名フィールドをエンベロープに追加してみます。

        Bodyから以下のようにパラメータを入力します。

        ドキュメント

        documentsの下の [+Add document 1] をクリックします。

        New API Explore (1)

        document1の下のdocumentBase64の [Select file] をクリックしてファイルをアップロードします。

        New API Explore (2)

        以下のパラメータを入力します。

        • documentId:ここでは1を指定

        • fileExtention:PDFファイルの場合、pdfと指定

        • name:任意の名前を入力

        メールの件名

        emailSettings objectの下emailSubjectに任意のメール件名を入力します。

        New API Explore (3)

        受信者(と署名フィールド)

        recipient objectの下矢印をクリックして受信者情報をいれます。

        signers の [+Add signer 1] をクリックします。

        New API Explore (4)

        以下の情報を入力します。

        • email:電子メール

        • name:名前

        • recipientId:ここでは1を指定

        • roleName:署名者の役割名を入れます

        • routingOrder:ここでは1を指定

        加えて、tabsの下の矢印をクリックして署名フィールドの情報を入力します。

        signerHereTabで [+Add signHere 1] をクリックします。

        New API Explore (5)

        以下の情報を入力します。

        • documentId:1

        • pagenumber:署名フィールドを置くドキュメントのページ番号

        • tablabel:署名フィールド名です。任意

        • xPosition:署名フィールドのX座標

        • yPosition:署名フィールドのY座標

        ステータス

        Statusにsentを入力します。

        入力内容がJSON構造に反映されます。

        New API Explorer (6)

        Downloadボタンを押すとJSONファイルがダウンロードできます。

        New API Explore (7)

        最後に”Get Response”をクリックすると、POSTリクエストが送信されます。

        New API Explore (8)

        成功するとResponseに201 Createdと表示されます。実際に受信者がメールを受信していることを確認し、エンベロープを開くと、指定したドキュメントのページの座標に署名フィールドが配置されていることが確認できます。

        New API Explore (9)
        New API Explore (10)

        以上ご紹介したように、API Explorerにより気軽にDocusign eSignatureのAPIを試すことができます。ぜひ、APIを理解するはじめの一歩としてご活用ください。また、今後は詳細なAPIの仕様機能確認にお役立ていただき、本格的な業務インテグレーションを実現していただければと思います。

        おすすめ記事:新しいAPI Explorerがご利用いただけるようになりました

        Author 大串 昌央
        大串 昌央
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