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女性の活躍を推進するための5つのヒント

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女性たちが皆、手を取り合うことで、社会に与える影響はより大きくなります。ドキュサインでは、女性のための従業員リソースグループがそのカギとなっており、ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(違いを受け入れ、さらに活かすこと)の推進を率いる現在の「Docusign Women」に発展しました。

目次

DocuSign Womenのロゴ

女性たちが皆、手を取り合うことで、社会に与える影響はより大きくなります。そして、女性たちがお互いに協力する機会を作ることで、組織にも目に見える変化をもたらします。しかし、具体的に何を行えばよいのでしょうか?

ドキュサインでは、女性のための従業員リソースグループ*が、そのカギとなっています。 7年前に開始した女性同士のカジュアルな食事会から始まり、時を経て2015年、ドキュサインで初となる公式な社員会(ERG)を立ち上げ、2020年には、ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(違いを受け入れ、さらに活かすこと)を推進する現在の「Docusign Women」に発展しました。

私たちは、就業の場に関わらず、世界のどこにいても、常にお互いをサポートすることができます。3月8日の国際女性デー、そして今年のテーマである #EachForEqual に敬意を表して、女性の活躍を推進する、従業員リソースグループを構築する際に考慮すべき5つのヒントを紹介します。

従業員リソースグループ(ERG=Employee Resource Group)とは、企業の中で共通の興味関心や特性を持つ従業員が、そのグループ特有の課題解決やネットワーキングのために集まり、交流を深める会のことです。北米では盛んに行われ、ダイバーシティとインクルージョンの推進に効果があると言われています。

1. 小さく始めても大丈夫

2012年時点では、ドキュサインはまだ従業員数はわずか150人、そして女性はほとんどいませんでした。当時、ドキュサインは「スタートアップ」と認識されており、ディストラプターとしての地位を確立しようとしていました。従業員の中でも少数派だった女性は、社内のネットワーキングを目的として、定期的に食事会をするようになりました。

この食事会は純粋に「楽しむこと」を目的に始まりましたが、すぐに頻繁に開催されるようになりました。とても小さなグループでしたが、女性従業員が集まることで、不安を解消し、自信を高め、助け合うコミュニティを構築しました。私たちは連帯感や、仲間と共に仕事をしているという意識を高めていくようになりました。

2. 時と共に進化する

この小さなグループは成長するにつれ、影響力を高めるためにも、しっかりした形式を求めるようになりました。 2015年、活動は正式に承認され、ドキュサイン初の社員会(ERG)となりました。そしてこの社員会を「Docusign Women」と名付けました。その時から変わらず、女性にとって公平な場所(職場)にするという使命の元、活動を続けています。

「Docusign Women」発足後の数年間は、さまざまな活動を通して会社を前進させました。時と共に進化し、私たちはより多くを成し遂げることができました。 2018年、ドキュサインが採用した Charlotte Flanagan は、ダイバーシティとインクルージョンの取り組みを推進していきました。Charlotte は、組織間の連携を強化し、バラバラだった戦略と方向性を統一しました。 現在、この活動はサンフランシスコ、シアトル、シカゴ、ダブリンなど世界各地に広がっています。

3. 日陰から出てみよう

結果を残していても、認められることを求めず、仕事をしっかり全うすることだけを考える女性は数多く存在しますが、 本来はその素晴らしい結果を多くの人に知ってもらうことも重要です。

だからこそ、日陰に隠れず、成果が社内の多くの人に触れられ、認められるよう堂々と結果を公表することが大切なのです。

ドキュサインでは、会社の支援を受け、ビジョン、ミッション、価値、目標を決め、前年のレビューを行うために毎年オフサイトを開催しています。その後、イントラネットで計画を公開し、進捗を報告します。

4. 他のグループと協力、連携しよう

どの規模の企業でも女性のための社員会を作ることはできますが、規模が大きい場合は、グループを公式なものとし、支援を受けられるようにする必要があるでしょう。現在、ドキュサインにはダイバーシティとインクルージョンの推進を担当する正社員が2名おり、500人以上のメンバーと4都市に支部を持ちます。Docusign Womenは従業員グループのなかで、最大なものにまで成長しました。

私たちの活動は通常の業務とは異なりますが、そのこと自体はたいして重要ではありません。重要なのは、双方で積極的に役割を果たすことです。企業としてのビジョンについて議論を進めるのは誰でしょうか?女性が継続して働けるように、どのような役割を果たしますか?このグループは会社の持つ、価値やミッションと同じ方向を向いていますか?グループの成長と共に、節目節目でこれらの問いについて考えてみてください。

5. アライ(味方・協力者)を積極的に受け入れ、協力し合う

最後に、私たちの成功の鍵は、この社員会だけでなく、他の会および、それ以外の人とも支え合うことです。私たちの使命は、ドキュサインを多様性が認められ、女性にとって働きやすい場にすることです。社員会内外の人とも協力してそれを実現することが私たちの最大の利益となります。

さらに、活動の支援や参加を希望する男性はどのように迎え入れればよいでしょうか?どのようにして他のグループと協力したらよいでしょうか?重要なのは、アライ(味方・協力者)を積極的に受け入れ、協力し合い、共に活動を行うことです。社員全体で連携し、協力することで、私たちはより楽しく働けるだけでなく、生産性や社員の定着率の向上に寄与すると考えています。

私たちはもともと公式な活動グループを作ろうと思って始めたわけではありませんが、結果として大きく進化し、個人的にも、ドキュサインの女性にとっても、会社全体にとっても、非常に良い影響を与えたと信じています。しかし、現在の状況ですべて解決したわけではなく、まだに改善の余地があると考えています。どうすればもっと良くなるのでしょうか?あなたの組織ではどんな活動が効果的でしたか? ぜひ @DocuSignJP をメンションして、皆様の体験をお聞かせください。

📍女性が活躍するためのヒントをチェック!

※本記事は、米国ドキュサイン本社 SVP デジタル デマンド&ウェブサービス  Robin Joy による記事「5 Tips to Build a Women’s Employee Resource Group」の抄訳です。

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