女性が最大限の力を発揮できる組織へ〜マインドフルネスで“今”の自分を知る〜

DocuSign Womenのロゴ

ドキュサインが社内で共有している3つの価値観、Trusted(信頼されること)、Loved(愛されること)、Responsible(責任感を持つこと)。これらの価値観のもと、女性が互いに支えあい、個人・組織の成長を共に目指すことを目標に、従業員リソースグループ(ERG)「DocuSign Women」が発足されました。

世界中にその輪を広げ、ゲストスピーカーを迎えてのイベントやワークショップ、ネットワーキングなど様々な活動を行っている「DocuSign  Women」ですが、今年は日本支部を立ち上げ、公式に活動を開始しました。その一環として、3月8日(月)の国際女性デーを記念し、ウィルビーイングの松元絢氏を講師に迎えて、座学と実践の2部構成でマインドフルネスについて学ぶイベントを開催しました。

ところで、マインドフルネス(Mindfulness)とは何なのでしょうか。辞書で調べてみると「自分の身に今起きていることに意識を集中させて、自分の感情・思考・感覚を冷静に認識して、現実を受け入れること」とあります。参加者からは「瞑想やヨガのイメージ」「聞いたことはあるけど、やるのは初めて」などの声が挙がりましたが、簡単に言うと「“今”に意識を向けること」で、ビル・ゲイツやイチロー、アンジェリーナ・ジョリーなどの著名人も実践しています。

マインドフルネスは集中力を高めたり、心の安定を保つなどの効果が期待できますが、自分自身を見つめ直すきっかけにもなります。また、過去や未来ではなく、“今”に集中することで、バイアス(無意識の偏見)からの解放につながります。私たちは無意識のうちに、女性だから、若いから、外国人だから、といったフィルターを通してものごとを考えがちです。しかし、こういったバイアスを超えていくことが、ジェンダー平等を実現し、誰もが活きいきと活躍できる組織や社会を創っていく第一歩になるのではないでしょうか。実際にイベントに参加した社員からは「これから活動をしていく上で、“今の自分を知る”という、当たり前だけど、とても重要なことに気づくことができました」「コロナ禍で不安もありますが、今の自分自身と向き合うことで気持ちが楽になりました」などの感想がありました。

私たちは「DocuSign Women」の活動を通して、女性が最大限の力を発揮できる組織へ、そしてそれを可能にする企業文化を創造していきます。

最後に、弊社SVP & GM, SMB Marketingのロビン・ジョイによるブログ「7 Lessons from Resilient Women Who Choose To Challenge」より、挑戦することを選んだ女性たちの教訓の中から、自分を見つめ直すきっかけとなる3つの言葉をご紹介します。

好奇心を持つこと

ドキュサインのCFOであるシンシア・ゲイラーに特別な能力があるとすれば、それは「質問をすること」です。彼女は、ものごとに対しなぜその方法で行われているのか常に疑問を持ち、あえて規範やルールに挑戦することを選んでいます。これは、決して対立するためではなく、広い視野でものごとを考え、最善の結果を得るために挑戦して(できて)いるかを確認するためです。

彼女のスタイルは、私たちドキュサインの社員が戦略的にものごとを考え、高い水準でオペレーションを行うことを後押ししました。そして、私たちのカルチャーとプロセスの両方を向上させました。疑問を持ち、現状に挑戦することで、状況を再認識し、新しい視点を持ち、可能性の限界を押し広げることができます。社内・社外問わず、目の前にあるものが完璧だと決めつけてはいけません。より良いアイデアやプロセスは、ほんの数回問いかけてみることで見つかるかもしれませんから。

情熱を捨てないこと

国連平和大使で、自然保護団体のリーダーを務めるジェーン・グドール博士は、とてもエネルギッシュで、大きな情熱を持っています。彼女は何十年も前に、森とそこで暮らす生き物たちの擁護者として、また学者として、常識に挑戦することを選びました。それ以来、彼女は自然保護と環境の分野でリーダーシップを発揮し、様々な功績を残してきました。コロナ渦においても「子供の頃に住んでいた家で楽しく過ごしている」という彼女は、毎日が充実しており、オンライン・イベントやポッドキャストを通じて世界中にメッセージを発信しています。

グドール博士を知る人なら誰もが彼女の情熱と信念について知っているでしょう。75歳を迎え、人生の中でペースダウンしてもおかしくない時期にありながらも、彼女は相変わらず多忙な日々を過ごしています。私たちもまた、自分が心の底から大切にしたいと思うものを見つけ、それを自分の目標とすることができますように。

失敗を糧にすること 

アビー・ワンバックとグレノン・ドイルが共に講演した際、困難に立ち向かうためには「失敗を燃料に変えよう」とアドバイスをしました。大成功を収めた2人の女性が言うのは奇妙に聞こえるかもしれませんが、2人とも様々な苦難を経験し、それぞれの方法で乗り越えてきました。 

ワンバックは、サッカー界の象徴的存在であり、金メダリストであると同時に、平等とインクルージョンを推進する活動家としても活躍しています。負けず嫌いに見えるワンバックは、自分の怒りを行動や変化の原動力にしています。一方、ベストセラー作家であるドイルは、成功するために自分を追い込んでいます。彼女は幸せと成功を手に入れるために、自分の心を開き、時には弱音を吐き、チャンスを掴むことを学びました。2人とも、苦難や偏見に遭遇しても、負けず嫌いな性格を強みに変え、変革を起こすためのモチベーションにしています。 

 

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Contributeur DocuSign
筆者
Docusign
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