ドキュサインの電子署名に新機能「Delegated Signing (署名の委任)」が登場

ビジネスシーンにおいて、下記のような経験をされたことがある方は少なくないのではないでしょうか。
- 決裁者が出張中、または休暇中などで不在のため、契約書への署名が滞り、ビジネスを迅速に進めることができずに困った
- 署名・押印する契約書の数が多いため、重要度の低いものについてはアシスタントに任せたい
ドキュサインの電子署名に新たに追加された機能「Delegated Signing(署名の委任)」を使えば、そのような課題を解決し、契約プロセスを迅速に進めることが可能です。
設定方法はシンプルで、署名者が自身のドキュサイン ユーザーアカウントの個人設定で、誰に、どの期間、署名を委任するかを選択するだけです。その期間中に、署名依頼の通知メールを受け取った場合、同様の通知メールが委任された方(受任者)にも送信され、受任者は署名者に代わって署名をすることが可能です。これにより、署名者が不在の期間も、契約プロセスを継続することができます。

以下は、受任者が受け取る通知メールのサンプルです。「誰の代理で署名を求められているか」が記載されており、署名者と同様の手順で署名をすることができます。

また、受任者が署名を実施した場合、完了証明書の署名者イベント、エンベロープ履歴には、それぞれ以下のような形で、受任者が署名した旨の証跡が残ります。
<完了証明書の署名者イベント>

<エンベロープ履歴>

なお、署名者が「Delegated Signing(署名の委任)」を設定している場合でも、本来の署名者にのみ署名させたいケースがあるかもしれません。そのような場合は、エンベロープ作成時、詳細設定から [署名者による署名担当者の再割り当てや委任を許可する] のチェックを外すことにより、特定のエンベロープにおいて受任者による署名を無効にすることができます。これにより、署名者がアクティブな「Delegated Signing(署名の委任)」を設定していても、受任者に通知メールが送信されることはありません。

本機能の詳しい設定方法や制限事項等については、サポートページをご参照ください。